【PChome 新聞台】「愛、国境なき、距離なし」 無国籍の子供たち、エイズの子供たちに関心を 愛ゆえに走る

最近「子供は心が苦しくても、それを言わない」というインターネットで流行した一言が、大きな反響を呼んだ。

6月25日に、鄭明析牧師が導くCGM国際性キリスト教福音宣教会に属する「J4Uボランティア会」が、ソーシャルメディアを通して、「關愛之家(労わりの家)」の無国籍の子供たちとエイズ感染者である子供たちのために、種となるボランティアを募集した。より多くの人々がこの台湾にいる新しい命たちに関心を向けるように、ボランティアと民衆と共にランニング大会を開催し、「關愛之家(労わりの家)」のために募金活動をした。更に、現場では子供好きの「關愛大使(労わりの大使)-蔡允潔」と司会の星光を招いて、子供たちと交流しながら、皆がエイズ感染者である子供たちと接触することを怖がらないようにと、「子供たちが言えないことは私たちが言ってあげよう」と呼びかけた。

(写真: 左から福音宣教会理事長-蘇瑞華、關愛大使(労わりの大使)-蔡允潔、關愛之家(労わりの家)宣伝主任-郭立凱、J4Uボランティア会団長-唐美象)

今回の活動では、15名の「關愛之家(労わりの家)」の無国籍の子供たちを招いて、共に児童カーニバルに参加した。イベントの現場では「ハッピーカーニバル」を主題とし、オープニングに雄大なTCGMオーケストラとマーチングバンドが登場し、走者を応援した。会場の周辺で子供の夢のお城とボディーペインティングのブースがあり、子供たちにカーニバルの楽しい雰囲気を感じさせた。また、子供たちが好きな絵画展と医療診査のブースもあり、子供も一般市民も実質的に距離感のない公益活動を体験できた。「關愛之家(労わりの家)」の郭立凱主任が次のように述べている。「多くの人々が一緒にマイノリティのニーズに関心を持っているのを見て、とてもうれしく思います。日常生活の中で身近な人に関心を払うことがいっそう重要です。」今日のイベントで得た寄付と募金はすべて「關愛之家(労わりの家)」に寄付する。

「關愛之家(労わりの家)」は2003年に設立された。創設者楊秘書長は親友がエイズに感染したことをきっかけに、エイズに関する活動に関わり始めた。ここ数年は、大人のエイズ感染者だけではなく、台湾で働いている外国人とその子供たちも助け、彼らが向き合っている無国籍問題に手を付けている。「關愛之家(労わりの家)」は無国籍の子供たちとマイノリティたちの避難所となった。台湾地域には300余名の子供たちがいて、その中の70余名がまだ授乳を必要としている。毎月の基本的な生活費は700万~800万台湾ドル(日本円で約2200万~2500万円)近くに上り、今のところ主な収入は一般の人々からの真心の寄付により賄われているが、さらに社会からの多くの実質的な協力が必要とされている。ランニングイベントの閉幕は援助の終わりではなく、子供たちのための発信の始まりであり、より多くの人々が愛ゆえに援助の手を差し伸べてくれることを願う。

資料來源:http://news.m.pchome.com.tw/sport/greatnews/20160626/index-46693916781424209007.html

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