[アジアトゥデイ] JMS、鄭明析(チョン·ミョンソク)牧師 控訴審「録音ファイル」捏造疑惑攻防争点

8月22日、裁判で核心事案が取り上げられる見通し

JMS信徒5万人余りが2023年8月20日、ソウル市庁前大路でチョン·ミョンソク牧師の裁判と関連して「悔しくもやられてきた 証拠捏造を突き止めろ」というプラカードを持って叫んでいる。

キリスト教福音宣教会(JMS)は、チョン·ミョンソク牧師の5次控訴審で、録音ファイル操作疑惑が提起されたと主張した。

29日、JMSによれば25日、大田高裁で第3刑事部審理で進行された5次控訴審で、検察は告訴人が宗教的洗脳教育を通じて被告人を「再臨イエス」または「メシア」と信じさせ、抵抗不能状況に陥らせたと主張した。

これに対してチョン牧師側弁護人は「全体的な脈絡を無視したまま一部説教を引用して被告訴人にフレームをかぶせる無理な主張」とし「被告人が46年間宣教会で説教をした映像があるので反論できる」と自信を示した。

検察はチョン牧師事件を万民中央教会や救援派事件と結び付けて「被告人の逆らえない絶対的宗教的権威による抵抗不能」を主張した。 これに対し、チョン牧師側の弁護人の一人が、自分が救援派事件を直接担当した検事出身だとし、この事件は全く違うと反論した。 イ弁護人は「抵抗不能と洗脳の前提条件が集団監禁と暴行だが、告訴人は自由に月明洞を出入りして旅行に行くなど身体拘束がなかった」と明らかにした。

午後の公判ではチョン牧師裁判の唯一の証拠である「録音ファイル」に関する攻防が続いた。 先立ってチョン牧師側の弁護人が録音ファイルを再検定した結果によれば、50ヶ所で編集·操作疑惑が明らかになった経緯がある。 前回の公判過程で録音ファイルの公鑑定が不発となり、チョン牧師側の弁護人がまた別の機関に私鑑定を行い、最終結果がまだ出ていない状況だ。

この日、チョン牧師側の弁護人が時間がもう少し必要だと裁判所に要請した。 録音ファイルは編集·操作疑惑の有無とは別に、証拠として提示されたファイルが原本ではないという事実がまた別の争点として浮上した。

1審で録音ファイルは原本ではないにもかかわらず、1審でチョン牧師の中型旧型の主要なスモーキングガンとして作用したというのがJMS側の主張だ。 これは、性フレームの中で行われたために可能だったことで、法曹界では一般的な事件だったなら、該当ファイルは証拠から排除されたという評価もあると、JMS側は強調した。

公判でファイルを検証した国立科学捜査研究院の証人尋問過程で鑑定人は「WhatsAppでファイルを伝送する場合、ファイル構造が変更される可能性がある。 原本と同一可否を確認するためには、対照ファイルがあったり同じ条件で録音したファイルがなければならない」として「これがなければ正確な分析資料を作ることはできない」と証言した。

これに伴い、8月22日に続行される裁判では米国で進行された私鑑定結果などが核心として扱われる予定だ。

記事原文 : [アジアトゥデイ] https://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20240729010017791

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